アゲハ蝶の幼虫
私は幼少時代から虫が大嫌いでした
カエルがドアに張り付いているだけで
家に入れませんでした
蜘蛛や虫が部屋にいるだけで
廊下で寝ていました
でも 数年前のある日
蝶に対する恐怖心が消えた頃から
だんだん虫が平気になっていきました
叫んで失神するほど苦手だった
蝶なのに
傍に寄って来てくれるとうれしくて
手に包み込みたいくらい
愛しく感じました
不思議ですが
歳を重ねていくということは
そういうことなのではと思います
レモンの葉を食べているのは
アゲハ蝶の幼虫
何かの糞のような見た目でいることで
外敵から攻撃されないようにしているなんて
神秘的です...
隣の柚子を見ると オオッ!
LEVEL-5の幼虫です
柚子の葉と完全同化しています
蝶は幼虫の時に触られた人間の手を
覚えているらしくて
では幼虫の時に聞いた曲を
覚えていたりするのだろうかとふと思い
音楽を聴かせてみて実験しています
とはいえ音楽を覚えているかの
判定基準は分かりませんが。。
なにがともあれ蝶になれますように